今まで自作で水耕栽培容器を作って野菜を育てていましたが、ついに水耕栽培キットに手を出してみました。
購入したのは「iDOOの水耕栽培キット」。
この容器1つで、植物育成ライトとポンプ、ファンがついていて、最大12株まで育てられる水耕栽培キットです。
選んだ理由としては、Amazonの口コミレビューも多く評価も高く、お値段も他のキットに比べてお手軽なお値段だったから。
実際に1ヶ月育ててみましたが、成長がとても早い!たった1ヶ月の栽培期間で何度もかきとり収穫をしています。
では、iDOOの水耕栽培キットを使った私の口コミを書いていきますね。
iDOO水耕栽培キットで野菜を栽培してみたレビュー
iDOO水耕栽培キットは、海外製品なので、雑に届いてくるのかなと思っていましたが、しっかり梱包されてきました!(感動)
大きな段ボールの中にこの段ボール↓が入っていましたよ。
中身
iDOO水耕栽培キットの中身がこちら。
中身は以下の通りになります。
- 説明書
- 本体
- アダプター
- スポンジ(24個)
- バスケット(スポンジを入れる容器)
- プラスチックハット(種が乾燥しない用の蓋)
- タグ(野菜の名前を書く用)
- カバー(空の場所をカバーする用)
説明書は日本語になっていて写真付きなので、説明書を読むのが苦手な方でも安心。
▼本体の中(液体肥料を入れるところ)は、こんな感じになっています。最大4L入れることができます。
▼ポンプ部分ですね。
▼液体肥料を入れる場所
▼水を排出する場所は容器の後ろ側にあります。こちらのゴム栓を外すことで、水が排出するようになっています。
我が家の場合は、小さな子供がいるのでいたずらで取る可能性があるので、ダサいですが養生テープで取れないようにしました(^^:)
子供のいる家庭は要注意です。
水(液体肥料)の量も外から確認できるようになっています。
電源ボタンはライトカバーの上にあります。
左から
電源、ファンとポンプモード(ONOFF)・野菜モード・花果物モード
と、育てる野菜によってモードを選べるようになっています。
組み立て方
組み立て方はこれと言って難しいのはなく、付属品のアダプターとライトの線を穴に挿していくだけです。
▼黒の丸い部分は、ライトカバーの長さを調整することができます。
▼1番短くした
▼1番長くした
種まきしたばかりの時は、1番短くして、そこから野菜の成長に合わせてライトの長さを調整していきます。
栽培の様子(種まき〜収穫まで)
1ヶ月間の栽培の様子を紹介していきます。
iDOO水耕栽培キットは最大12株まで育てることができるので、初めてということもあり12株全て育ててみようと思います。
育てる野菜は写真の子たち。
種まき方法は、下の茶色のスポンジを水で濡らして真ん中の穴の中に2、3粒ポンポンと入れていきます。
スポンジに種を入れたらスポンジ容器に入れます。
12株種まき、キット本体に入れて、野菜の名前を書いたタグもつけました。
そしてキット本体に液体肥料を入れていきます。
液体肥料であればなんでもOKですが、私おすすめは「ハイポニカ」です。
ハイポニカは原液になっているので、A液とB液を水で薄めて使います。
水2Lに対してA液とB液それぞれ4mlですね。
私はいつも2Lのペットボトルに液体肥料を作って置いて使っています。
そして、緑色のシール(カビや藻の発生を防ぐ)を貼り、蓋をかぶせライトをONしたら完成です。
(2022年10月1日)
あとは、発芽するまで待つだけ。本当に発芽するのかドキドキです。
種まきして3日後に発芽してきました。
(2022年10月3日)
翌日にはさらに伸びている!
(2022年10月4日)
(2022年10月8日)
種まきして13日が経つとそれぞれの野菜の特徴がでてきました。
(2022年10月13日)
根っこも伸びてきました。このスポンジだとこんな風に伸びてくるのか〜面白い!
種まきして16日後には、水菜がライトにつくようになったので、ここからライトを少し上にあげます。
(2022年10月16日)
種まきして19日後には、かきとり収穫がスタート。
(2022年10月19日)
(2022年10月21日)
ライトを1番高くしているけど、水菜が当たってしまうので、ここで全部収穫します。
1ヶ月も育てていないのに結構立派に育ちましたよね。
(2022年10月22日)
(2022年10月30日)
種まきして1ヶ月が経ちました。
ちょくちょくかきとり収穫しているので、量は少なく感じますが、最初に比べたらものすごく成長していますよね。
(2022年11月1日)
上から見るとワサワサ感がわかるでしょうか。
色んな野菜を育てているので、色形違っていて見ているだけでも癒されますね。野菜の花束みたい。
最後はまとめて収穫
ちょくちょくかきとり収穫していましたが、次の野菜を育てる為に残りの野菜たちをまとめて収穫をしました。
▼美味タス(密集していたのでちょっと徒長気味)
▼オークリーフ
▼小松菜
▼チンゲンサイ
チンゲンサイは何度か育てたことがありその度に失敗して(徒長・・)ましたが、今回は今まで育てた中で1番の出来でした。ライトとポンプのお陰ですね。
そして、最後に収穫したのをまとめてみましたよ。
最後の収穫は11月10日。約1ヶ月ちょっと栽培を楽しみました。
収穫後の片付けについても記事を書いています。
片付け方法
iDOO水耕栽培キットを使ってみた感想
iDOO水耕栽培キットを使って野菜を育てた感想としては、野菜の成長が早くてびっくり!
今まで自作容器で水耕栽培を2年ほどしていますが、正直、水耕栽培キットの方が便利だなと感じました😂

これ1つでライト・ポンプ・ファン付きなので、他のものを買う必要がなく、水耕栽培初心者の方はキットからは始めても良いのかも!
ポンプもファンも静かだし、30分ごとに自動でONOFFをしてくれるので、私は電源ボタンをつけるだけの楽ちん栽培です。
水の量も表からどれぐらい減ったのか確認できるのも良い点です。

あとは、水の量が減ってくるとポンプの音が大きくなるので、それもわかりやすくてよかった!笑
育てたい野菜が沢山あって、もっとキット欲しくなりました。
iDOO水耕栽培キットの疑問
電気代はどれぐらいなのか?
気になる電気代ですが、
iDOO水耕栽培キットの消費電力は、23W。
沖縄の電力単価は、45kWh(プランによって若干違う)。
1日10時間で1ヶ月(30日)だと、約310円になります。(2023年6月時点)
沖縄の電気料金は、全国でも高めなので、沖縄・北海道以外はもう少し安いと思います。
消費電力から電気代を計算するなら下のサイトがおすすめ。
もっと詳しく計算する場合は、下の機械が便利ですよ。
音はうるさくないのか?
iDOO水耕栽培キットは、ポンプとファンがついているので、音はどうなのかな?って思っていましたが、とっても静かでした。
実際にどれぐらいの音なのかTwitterにツイートしてみました。
↓
エアーポンプうるさいのかなって思ったら静かだった😳
お家のえびちゃんのポンプと同じぐらい👏
子供達より静かです! pic.twitter.com/rJUVbDorSL— マルコ@家庭菜園 (@marukonosaien1) October 1, 2022
どうでしょうか?
びっくりするほど静かですよね。
逆にこの音に癒される感じです。
ただ、水の量が少なくなると音が大きくなるので(とは言ってもそこまで気にならないレベル)、そのタイミングで液体肥料を継ぎ足しするのが良いかも。
どんな野菜が育てられるのか?ミニトマトは??
葉野菜なら基本なんでも育てることができます。
でも、背が高くなる野菜(ナスやミニトマトなどの実物野菜系)はライトを通り越して大きくなってしまうので、育てるのは難しいかと・・。
ただ、ミニトマトのレジナのように背が伸びない矮性品種なら育てることができるのかなと思い現在栽培中です。
【追記2023.7】順調に実もできましたが、うどんこ病になってしまい途中で撤収することにしました(><)
でも、レジナなら背が伸びないのでiDOO水耕栽培キットでも育てることがわかり、現在再チャレンジ中です。
収穫までいけたら、ブログにアップしていこうと思います。
付属のスポンジで何回育てることができるのか?
iDOO水耕栽培キットには、スポンジが2袋ついています。
1袋12個入りなので、1回の栽培で12株育てるのなら、2回分となっています。
野菜が成長するとスポンジから根っこが伸びて再利用は難しいので、3回目以降からは、スポンジを購入する必要があります。
ネットで調べて見ると、正規品が結構のお値段。スポンジ1個100円ちょいという感じです。
正規品ではないですが、ほぼ同じ量入っていて、お値段は正規品の半分以下のこちらがベストセラーになっていました。
口コミを見ていても代用として使っている方もいるようです。
ちなみに私は、100円ショップのスポンジでも使えるのでは!?と考えているので、実際に使ってみてまた後日ブログにアップしようと思います。もう少々お待ちくださいm(_ _)m
【追記】100円ショップのスポンジと互換品スポンジで育ててみましたよ。
液体肥料を交換するタイミングは?
説明書には、気温の高い環境や、野菜が開花した後は、週に1回交換した方がいいと記載されています。
とはいえ、週1回液体肥料を全部交換するのは勿体無いですし、なにより手間がかかって面倒くさい。
なので私の場合は、
- 葉野菜の場合は、交換はせず液体肥料を継ぎ足し
- ミニトマトの場合は、ECメーターで濃度チェックして継ぎ足し
葉野菜は大体1ヶ月ぐらいで収穫でき、濃度もそこまで濃く薄くなったりすることがないので、私は継ぎ足しをしています。

ただ、ミニトマトなど長期間栽培する場合は、バランスが崩れてしまうので、ECメーターを使って濃度をチェックするようにしています。
私が愛用しているのは販売中止?しているようで、似たようなものだとこちら↓
液体肥料を一気に全部交換する時は、野菜を収穫し終わり本体を掃除する時ぐらいです。
iDOO水耕栽培キットの紹介
今回購入したiDOOの水耕栽培キットは色んな種類が販売しています。
▼6株育てられるタイプ
▼7株育てられるタイプ
▼12株育てられるタイプ(私が購入したのはこちら)
▼20株育てられるタイプ
▼1番新しいタイプ
1番新しいのは、育てられる数は12株と私が持っているのと同じですが、タンクがなんと6.5L大容量!
さらに、スマホの専用アプリから野菜の管理をすることが可能。
ファンやライト・ポンプを動かすことができるみたいです。(すごい!)
水の量が減ったら点滅して教えてくれたりと、パワーアップしています。
その分お値段も高めになっていますが、それでもお金があったら私も欲しい!
これは・・水耕栽培キットにハマりそうな予感です😂
【追記①】今まで育てた野菜たちの紹介
あれからiDOO水耕栽培キットで色々な野菜を育てていますよ(^^)
▼ミニチンゲンサイ
栽培記事はこちら
▼マザーグリーン
栽培記事はこちら
▼はつか大根と小かぶ
個人的に満足した収穫ではなかったので、ブログでは紹介していませんが、はつか大根と小かぶも栽培しましたよ。

▼小松菜
違う品種の小松菜を2種類育てて、違いがあるのかと比較実験をしました。
栽培記事はこちら
こんな感じでiDOO水耕栽培キットで、いろんな野菜を育てて楽しんでいます(^^)
【追記②】新しい水耕栽培キットを購入しました
【追記(2024.5)】こちらの水耕栽培キットですが、1年ほどで壊れてしまいました(><)
↓
↓
実は・・あれから水耕栽培キットにハマり新しいキットを購入しました(^^)
JustSmartの水耕栽培キット!
こちらは、他のキットに比べてライトが高くまで伸びるため、背の高い野菜を育てることができるという点に惹かれて購入しました。
水耕栽培キット達を並べてみたよ。
←1枚目の写真が短いパターン
→2枚目の写真が長いパターン新しく買ったキット(左)がめっちゃ長く伸びるから、大きくなる野菜が育てられるぞ!😆 pic.twitter.com/udrFQjfcap
— マルコ@家庭菜園 (@marukonosaien1) March 30, 2023
現在(2023年6月時点)では、ミニナス栽培をしていて初収穫までいけました(^^)

【追記】記事をアップしました