ミニトマト栽培を始めてから1番困ったのが、脇芽ってどこ?ということ。
私も最初の頃は脇芽がわからず葉っぱを取ってしまったり、脇芽を放置しすぎてボーボーになってしまった経験があります・・(^^:)
ミニトマト栽培する時、脇芽をそのまま放置してしまうと風通しが悪くなり病気になったり、栄養が分散されてしまい実付きが悪くなってしまうので、脇芽かきをするのは大事です。
ミニトマトの脇芽の見分け方
ミニトマトの脇芽は、主枝と葉っぱの間に生えてきます。
小さいうちなら周りと違うので、わかりやすいですよね。
ちょっと大きくなっていますが、こちら↓も脇芽。
小さいうちなら指で左右に揺らしながらポキっと折ることができます。
小さいうちならまだわかりやすいですが、これが大きくなってしまうと主枝と見分けがつかなくなってしまうので、脇芽を見つけたらできるだけ早く取った方が良いです。
主枝よりもものすごく早いスピードで成長しますよ。
脇芽を取らないとどうなるのか?
脇芽を取らないと、
- 風通しが悪くなり病気になりやすくなる
- ミニトマト全体に光が当たりにくくなる
- 栄養が分散されて実付きが悪くなる
脇芽をそのまま伸ばしっぱなしにしてしまうと、風通しが悪くなり病気になったり、光が当たりにくくなることで、実付きも悪くなってしまいます。
また、栄養が分散され実が大きくならないこともあります。
特にベランダ栽培だと畑に比べて日当たりが良くないので、日照不足になってしまいます。
実際に私が、畑とベランダ水耕栽培したトマトたちを比較した写真です。
今日は畑もベランダの水耕栽培もトマト収穫祭り!
まとめて一気に収穫👏ついでに比較してみました。やっぱり畑のトマトの方が大きい。中玉を並べてみたら水耕栽培のはめっちゃ小さい😅ミニサイズですね。 pic.twitter.com/NJbFKv8OnM— マルコ@家庭菜園 (@marukonosaien1) December 11, 2021
ベランダ水耕栽培の方は、できるだけ脇芽を取って光を当てていましたが、やっぱり畑の日照時間に比べたら短いので、同じ品種でもこんなに差が出ました。
あと畑の方が甘くて美味しかったです!
全部取るよりは、予備として脇芽を数本残して育てるのが良い(2本仕立て・3本仕立て)
脇芽を取れ取れ言ってきましたが、全て取って主枝のみ(1本仕立て)より、脇芽を2、3本残して育てる方が収穫数が増えるのでおすすめです。
収穫数が増える他にも、強風などで折れた時の予備にもなりますよ。
残す脇芽は、花が咲いたすぐ下の脇芽の方が、元気なのでそれを残すのが良いです。
脇芽を伸ばすと主枝と同じぐらい太くなる
脇芽を伸ばし続けると主枝と同じぐらいの太さになります。
日当たりが悪いせいでヒョロヒョロしていますが・・こちらも伸ばしている脇芽です↓
花も咲いていますよ↓
【私の恥ずかしい失敗談】脇芽だと思って挿し木にしていたら、ただの葉っぱだった
ここから私の恥ずかしい話ですが、始めてミニトマト栽培を始めた時に、脇芽を挿し木にして増やすことができるというのを知り、チャレンジしてみたんですね。
コップに水を入れて脇芽らしきものを入れて数日・・1週間・・さらに1週間が過ぎたのに、なぜか根が伸びない。
そこで気がついたのが、脇芽だと思って育てていたのが、葉っぱだったということ。
昔の自分に、なんで葉っぱを育てていたんだよ!ってツッコミを入れたくなるぐらい恥ずかしい出来事です。
そこから脇芽ってどこなのかと本やネット、YouTubeを何度も見て、違いがわかるようになりました。
私のような失敗をする人は少ないと思いますが・・、脇芽を見つけるのって初心者の人は難しいんですよね。
脇芽は挿し木にもできる(水にさしたら根っこが伸びてくる)
失敗談でも書いていますが、脇芽は挿し木にして育てることができます。
容器に水を入れて日陰に置いておきます。
暑い時期だと1週間以内で根が出てくるので、あとは普通のミニトマトと同じように育てていくだけ。
ミニトマトは生命力が強いので、ほぼ根が出てくれるので、初めての方でも簡単に挿し木にできますよ。
最後に、挿し木にするコツとしては、脇芽は小さいのではなく、ある程度成長させてからの方が発根率が良いですよ。