水耕栽培を始めてからシャキシャキとしたレタスが食べたくなり、室内水耕栽培でも育てやすそうなレタス系はないかと探していました。
そんな時に出会ったのが美味タス(びみたす)。
見た目はリーフレタスのように見えますよね。
外の葉っぱはまさにリーフレタスのような食感で、中の葉はレタスのようなシャキシャキ感。
それも半結球レタスなので、室内水耕栽培でも育てやすいかもと思いチャレンジしてみることにしました。
種まきから定植まで
4月16日から栽培スタートです。
(2021年4月16日)

いつものようにバーミキュライト入り容器に種まきをしました。

種まきして3日後に発芽を確認。
(2021年4月19日 発芽)

初めての栽培なのでどれぐらい発芽するのかわからず気持ち多めに種まきしましたが、ほぼ全部発芽した気がします。
見た目はやっぱりサニーレタスと同じですね。
(2021年5月3日 定植)

プライベートが忙しくなかなか定植できずこんなに日がすぎていました💦
急いで液肥入り容器に引っ越しします。
私の引っ越し方法は、バーミキュライト入り容器にたっぷりお水を入れて根っこが取れやすいようにします。
そしてバーミキュライトを洗い流す水と取り出した野菜を置くトレー。
そして爪楊枝。

左の容器から右の容器に移して、最後に上のトレーに置いていきます。

美味タスを取り出しました。

全部で9つ。根っこがきれいに伸びています。(切れなくてよかった)
そして1つ1つスポンジで巻いて液肥入り容器に定植して完了。

このまましばらく育てていきます。
前回は結球しようとしていた時に収穫して終了したので、今回は半結球するまで育てていこうと思います。
栽培の様子
(2021年5月17日)

少し大きくなりましたよね。
間引き
気がついたら葉がここまで大きく育ってきたので、ここで一旦間引きします。
(2021年5月24日 間引き)

まだ成長途中ですが、しっかりシャキシャキ感もありました。

9つあった苗を5つに減らしました。
お互いの間隔を広げたので、これでみんな思う存分大きくなりそう。

かきとり収穫で楽しむ
最初は丸ごと収穫しようかなと思いましたが、島ちしゃ菜の失敗もあったので、かきとり収穫で楽しむことにしました。
(2021年6月2日 かきとり収穫①)

間引きしたことで隣を気にすることもなくなり一気に成長してきました。
上からの写真なのでわかりずらいですが、少し半結球になってきています。

下の垂れている葉からかきとり収穫です。

サラダを食べるのは私と夫ぐらいなので、かきとり収穫するぐらいが実は良かったりします。
ちょっとさっぱりした感じかな(^^)
↓↓

最近は暑くなってきて、窓越しでも日に当てるとシナシナになってしまうので(そのせいで1つ枯れてしまった)、現在はライトのみで育てています。

この日もかきとり収穫です。
(2021年6月9日 かきとり収穫②)

今回は私1人分なのでこんな感じ↓↓

横から見ると小さいけれど半結球になってきていますよね。

ちょっと気になって生育適温を調べてみました。
生育適温 18∼23℃ 25℃以上では玉肥大が抑制され、30℃以上では 生育が阻害され正常な結球ができません。 10℃ 以下では葉数分化を停止します。 根の生育適温は 15℃前後です。
引用元:タキイのレタス栽培マニュアル
23度までがレタスの生育適温。
我が家はクーラーの気温を28度にして1日中フル稼働してますが、それでも生育適温ではアウトかな(^^:)
梅雨明けしたらもっと暑くなるので、この半結球がギリな感じですよね。
綺麗な半結球は望めないけど味は美味しいので、このままかきとり収穫をして楽しんでいきます。
(2021年6月12日)

梅雨に入っているのに連日の晴れで気温が上がり、ライトのみで育てているのに葉がシナシナになってきました💦

しばらく様子を見ましたが、回復する様子がないのでシナシナになっている部分は撤収しました。

部屋の中はクーラーで涼しくしているもののやっぱり生育適温ではないので、このまま育ててもうまくいかないかなと思ったので、残った美味タスも収穫することにしました。
(2021年6月13日 収穫③)

サラダにしていただきました(^^)
美味タスの水耕栽培を終了
これにて美味タスの水耕栽培を終了します。
栽培期間は2021年4月16日〜6月13日の59日間でした。
今回は夏の時期に重なり短い期間で終了となりました。
サラダミックスを秋頃に栽培した時は3ヶ月ほどかきとり収穫を楽しめたので、美味タスもその時期に栽培したらもっと長く収穫を楽しめたかなと思うので次回は秋に再チャレンジします(^^)